ラノベ感想&紹介便

本と人の、出会いの一助に

【僕の永遠の推しラノベ紹介part1】家族なら、いっしょに住んでも問題ないよね?

 

僕には『永遠の推し』と言えるライトノベル作品がいくつかあるのですが、今回紹介するのは、僕が初めて本気の熱量と時間を捧げて布教活動をしたまさしく出会ったことが運命だと心から言える物語です。2巻で完結となってしまいましたが、この面白さは紛れもない本物だということを沢山の人に知ってほしい!この記事を最後まで読んで少しでも興味をもってくださっていたら、ぜひ手に取ってみてください。

 

 

【作品概要】

GA文庫より1巻が2020年5月14日、2巻が2020年10月14日に発売されました。

作者は高木幸一先生

イラスト担当はYuzuki先生

 

【あらすじ】

唯一の家族であった祖父を亡くし名も知らぬ親戚達の押し付け合いの渦中にいた、天涯孤独の高校生黒川 真(くろかわ しん)が、遠縁の親戚である草原家の四姉妹(三女は中学時代の後輩)と共に暮らすなかで、ずっと欲しかった本当の家族を手に入れ、恋を知って、幸せに暮らし、皆で未来へ歩み出す物語。

 

【魅力】

・主人公の変化と救い

自己嫌悪と深い傷を心に抱えて生きてきた真が、四姉妹の真っ直ぐに向けてくれる好意と信頼の想いに満ちた言葉と行動によって少しずつ変わっていって、救われていく姿が心に響きます!特に1巻終盤の、ある女の子が真に向けた本気の叫びは一生忘れられないです。

 

・個性豊かで魅力的な四姉妹との交流

破天荒で能天気な長女の宙子(そらこ)、クールで斜に構えてる次女の波月(はづき)、しっかり者で堅物な三女の姫芽(ひめ)、元気いっぱいで愛らしい四女の美星(みほし)。皆凄く魅力的で、作中では沢山の面白いとかわいいが見られます!そんな彼女達が真との交流のなかで彼のことを理解して、良いところを沢山知って、絆を深めていく過程。そして逆に真も彼女達のことを深く知って、歩み寄って、救いとなる姿。どちらも本当に素晴らしい描写で、読んでいてとても幸せな気持ちになれます!

 

・センスに溢れた素敵な言い回し

具体的に説明するのは難しいのですが、ここぞという場面で見られる、受け手の心に強く響く台詞や、今その瞬間の心情を表現する独特な地の文は間違いなくこの作品でしか味わえないものです!

 

【こういう要素が好きな人におすすめ!】

青春ラブコメ

家族

心に傷を抱える主人公

救い救われ

わちゃわちゃ感

 

電子書籍版購入リンク】

2023年2月27日まで、1巻も2巻も半額で購入できます!

 

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【次回予告】

次に紹介する永遠の推しラノベは、電撃文庫から発売されてるひだまりのように温かて優しい恋物語です。お楽しみに!