ラノベ感想&紹介便

本と人の、出会いの一助に

【打ち切り危機を乗り越えた青春恋愛群像劇ラノベを紹介】天使は炭酸しか飲まない

2023年6月に最新4巻が発売する天使たん。ファンの応援と熱量で打ち切り危機から脱するという、ラノベ界の新たな伝説を生み出したこの作品は、個人的にも大好きでもっともっと読み続けたいのでその魅力を語って布教したいと思います!

 

 

【概要】

2022年1月より刊行開始。現在3巻まで発売中で、6月に4巻が発売。

作者は丸深まろやか先生

イラスト担当はNagu先生

 

【1巻あらすじ】

記憶と恋がしゅわりと弾ける、すこし不思議な青春ストーリー。

 

恋に悩みはつきものだ。

気持ちを伝える勇気がほしい。意中の相手の好きな人が知りたい。誰かに悩みを聞いてほしい。背中を押してほしい。

そんなやつらの気持ちが、俺には痛いほどわかる。

忘れられない過去があるから。そして、彼らを救える「ちから」があるから──。

だから、俺、明石伊緒は“天使” となった。

「やっと見つけたわ、久世高の天使」

恋多き乙女、柚月湊の異常な惚れ癖を直すため、天使は少女の頬に触れる。記憶と恋がしゅわりと弾ける、すこし不思議な青春物語。

 

【魅力】

僕が思うこの作品一番の魅力は、何と言っても主人公である明石伊緒!

恋の悩みを抱える少年少女の手助けをしながら自らも恋の傷を抱える彼の、真剣な『人』へ真摯に寄り添う姿と、一つ一つの『恋心』へ誠実に向き合う姿を見れば、きっと誰もが好きになって応援したくなるはず!

そしてヒロインや友人達にも、恋する乙女的な可愛さや、あざとさと強さが合わさった不思議な格好良さや、いざという時に力になってくれる頼もしさなど沢山の良いところを見ることができます!

恋心という抱いた本人にすら簡単に扱うことはできない繊細な感情について、凄く丁寧に美しくドラマチックに描かれたこの素敵な青春物語、本当に最高!

 

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