2023年10月に1巻が、そして2024年5月に電子限定でで2巻が発売され完結を迎えたふたぼく。僕のラノベ詠み歴のなかでもトップクラスで心に刺さった純愛物語でして、もっと沢山の人にこの作品を詠んで幸せを感じてほしいので、全力で魅力をプレゼンします!
【概要】
富士見ファンタジア文庫より全2巻発売中(2巻は電子のみ)
著者は和尚先生
イラスト担当はミュシャ先生
【1巻あらすじ】
誰かの“二番目”でいい。キミの“一番”なら。
誰とでも気軽に話せて絶大な人気を誇る美少女・南野千夏。
彼女と知り合った高校一年の秋から、同姓同名のイケメンの陰で同級生から“二番”と呼ばれている僕の生活は変わり始めた。
「“二番”なんかじゃないし。……うちが初めてキスしたいって思うんだから」
南野とは学校以外でも会うようになった。
放課後はストリートバスケに一緒に行って、一緒にご飯を作って、二人だけの秘密を話して、触れあって。
独りでいいはずだったのに、彼女は僕を認めて、あいしてくれる。
だから僕も、それを返したいって思うんだ。
当たり前の願いが当たり前に尊いと気付く、青春恋愛小説。
【魅力】
ハジメと千夏、二人が共に時を過ごして、各々が持つ過去と価値観から生まれた真心の言葉と行動で寄り添い合い、救い合い、支え合う。そんな1巻2巻を通して描かれる沢山の『合い』と『愛』に溢れたやりとり全てがとても素敵なんです!まさしく比翼連理を体現したこのカップルは永遠に推せます!
ハジメの格好良さや魅力が一番に向けられるのは千夏で、また千夏の可愛さと魅力を一番引き出せるのはハジメであるという描写も本当に最高!
独りよがりではなく相手を真に想った正しくて誠実で優しい行動ができるハジメと、そんなハジメの心を受け取って終わりではなくそこから大人になって成長していく千夏。二人のそんな姿から伝わる尊さにも注目してほしいです。
そして1巻では学校外でハジメと千夏が恋を育み関係を深める出来事と物語が描かれとても面白いのですが、2巻から描かれる学校や友人関係メインの物語も滅茶苦茶良き!千夏の友人達と一番のほうの佐藤一と本格的に関わることで動き出した展開もかなりドラマティックで、沢山の格好良いと可愛いと尊いが見られます!
長々と僕が思う魅力を綴ってきましたが、結論としてはとにかく読んで、そこにあるキャラクター達の感情に触れて幸せを感じてほしいということです!純愛好きは特に必見ですよ!
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