ラノベ感想&紹介便

本と人の、出会いの一助に

【シリーズまとめラノベ感想】死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから (※ただし好感度はゼロ)

※この記事はネタバレを含みます。作品既読の方、またはネタバレ気にしないよという方だけお読みください

今回はすごく心踊る恋物語と友情、そして素晴らしいハッピーエンドを見せてくれた死にプロ全3巻の感想をネタバレ気にせず語り尽くす、完全に既読者向けの内容になるかとます!よろしくお願いします!

【概要】

アーススタールナより全3巻発売中。

著者は六つ花えいこ先生

イラスト担当は秋鹿ユギリ先生

 

【感想】

この作品は、守ることを、愛することを諦めない二人の恋物語が最幸のプロローグへ至るまでのお話でした。いや本当に滅茶苦茶面白かったです!

1巻で描かれたのはオリアナのヴィンセントを守るための奮闘記。ぐいぐい攻める元気いっぱい恋する乙女!な彼女の姿が見ていてかわいくて。また一度は想いを通じ合わせた人にすげなく扱われて避けられて悲しい思いをしながらも、決して離れることなく傍にいようと頑張る健気さに胸打たれ。そしてヴィンセントがヴィンスへの複雑な思いを抱えながら、自分以外の男子ばかり頼るオリアナにやきもきして、いろんな出来事を経て少しずつ二人の心の距離が縮まっていく様が切なくて甘くて尊くて。そんないろんなものが積み重なった先でオリアナの努力が報われる瞬間を今か今かと待ち望んでいた読者へ襲いかかった、立場逆転というラストは衝撃過ぎました。

始まる2巻目。ここからはヴィンセントが主人公となり、1巻のオリアナのように記憶のない愛する人を守り、好感度0からアプローチする立場へ。オリアナがどれだけ必死に一生懸命に自分の傍にいてくれて自分を想ってくれていたか理解した彼が、不器用ながらももう一度好きになってもらうために、そして救うために頑張る姿は応援したくなる格好良さが溢れていました。そしてここからは1巻目以上に両片想いが押し出され、お互いの思い込みによるすれ違いと友達という言葉の楔による切さなに胸が苦しくなることもありました。1巻目では描かれなかったオリアナが0から恋に落ちて苦悩する過程もすごく丁寧で大満足!ラストの膝枕の一幕が素晴らしすぎました!

ついに最終3巻目。友人達の協力も得ながら、最後の最後で大ピンチ特大の勘違いケンカ別れになりそうなところで、手紙が鍵となって想いを通じ合わせることができたヴィンセントとオリアナの姿に僕の心は大喜びでした!そして竜の試練も乗り越えて、ようやっと真のプロローグを迎えた二人の自己紹介で締めるというラストが超エモい!完全無欠なハッピーエンドを見届けて、とても幸せな気持ちになれて、この作品に出会えて良かったと心から思いました。後日談で描かれたキスとプロポーズのやりとりはとにかく甘くてヤバかったです!

ここまでオリアナとヴィンセントのことしか書いてませんでしたが、勿論ミゲルやヤナをはじめとする二人にとってかけがえのない友人達との何気ない日常や、幸せへと至る道行きの描写も全部素晴らしかった!個人的に友人達のお話のなかではコンスタンツェ×ハインツが一番好きです。

愛も恋も友情も特盛で、想うことの苦しさと切なさも繊細に表現され、そして甘さと尊さ幸福に満たされた、最幸な物語でした!

以上、長くなりましたがまとめ感想でした。最後まで読んでくださりありがとうございました!