ラノベ感想&紹介便

本と人の、出会いの一助に

【書籍化前から大好きだったおすすめラノベ紹介】日本語が話せないロシア人美少女転入生が頼れるのは、多言語マスターの俺1人

今回紹介するのは僕がweb連載初期から読んでてハマっていて、ラノベ版も全力で楽しんだ作品!4月には最終巻である3巻が発売されるとのことなので滅茶苦茶楽しみです!凄く面白い作品なので、この記事をきっかけに興味を持っていただけたら嬉しいです。

 

 

【作品概要】

小説化になろう連載からの書籍化作品。

講談社ラノベ文庫より現在2巻まで発売中。3巻が2023年4月に発売予定。

作者はアサヒ先生

イラスト担当は飴玉コン先生

 

【あらすじ】

高校二年生の鏡伊織は、特に目立つ事のない男子生徒。

学年のアイドルと名高い双子の姉の詩織とは折り合いが悪いため、一部の生徒からは嫌われている。

通訳のアルバイトをしている伊織だが、複数の言語を話せる事は、伊織の“自覚する”数少ない特技だ。

そんなある日、アパートの隣に住む女性軍人が、急にロシアから里子――クリスティーナを引き取ってきた。

日本語が話せない彼女にとって、周りで頼れるのは伊織だけ。

そしてクリスティーナと関わる中で伊織のハイスペックぶりが明らかになり、周りを見返していき……!?*1

 

【魅力】

・主人公

毒母とクズ姉から最低最悪な冷遇を受け学校でも不自由な生活を強いられながらも、アルバイト先の仲間や数は少なくとも深く繋がってる学校の友人達、そしてヒロインであるクリスティーナ(チーナ)に支えられて、腐らず誠実に強く逞しく生きている姿を見て心から好きになれます!

また物語のなかでそのハイスペックぶりを様々な場面で発揮するカッコイイ姿に魅了されること間違いなし!

 

カタルシス展開

作中にはお手本のような、もしくはお手本よりもっとひどいどうしようもない胸糞キャラが出てくるのですが、彼ら彼女らへのざまぁ対応が最高にスカッとできます!スポーツでも武力でも圧倒し、訴えるため、築き上げてきた信頼を破壊するための証拠をしっかり揃えて舞台を整え地に落とす。そんな徹底的な描写の面白さは唯一無二!

 

・ギャグ&コメディ

読者を意識したメタネタやパロネタに加え、キャラクター達のおもしろ行動やそに対するツッコミなど。笑い要素も盛り沢山で読んでいると明るい気持ちになれます!

 

・ヒロイン

チーナの素直で優しい心根や、伊織に信頼を寄せてかわいい姿を沢山見せてくれるところがとても素敵!また伊織の絶対的な味方で、彼を救うため、支えるためにためらいなく行動を起こせる強い心も持っている最高の女の子です。

 

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*1:講談社ラノベ文庫公式サイトより引用