ラノベ感想&紹介便

本と人の、出会いの一助に

【新作ラノベ感想】世界で一番『可愛い』雨宮さん、二番目は俺。

久しぶりに心から推したいと思えるラノベに出会えました!これは凄い!最高に好き!

 

【概要】

第10回ネット小説大賞受賞作

GCN文庫より2023年2月20日に発売。

作者は編乃肌(あみのはだ)先生

イラスト担当は桑島黎音(くわしまれいん)先生

 

【あらすじ】

自信ありすぎ女装男子×磨けば光る健気系女子

『可愛い』を巡る、青春ラブコメ

 

世界的人気を誇る美少女モデルhikari――その正体はどこにでもいる男子高校生、晴間光輝だった!? 自分こそが世界で一番可愛いと自負するちょっと残念な彼と、クラスでも目立たない地味系女子・雨宮さん……

二人の運命が交錯するとき、世界で一番素敵な恋が始まる。*1

 

【キャラクターについて】

まず主人公の晴間光輝くん。女装した自分が可愛すぎて女性にときめけない、故に恋をしたことがない、という設定がまずそ面白すぎる!性格も凄く優しくて紳士で、ヒロイン全肯定で言葉でも内心でも褒めまくるところは親しみを感じられて、hikariモードはガチの美少女で滅茶苦茶可愛い!沢山の魅力を備えた男の子で大好きになりました。

そんな彼が自分を超えると認めそして惚れた、ヒロインの雨宮雫さん。見た目は暗い印象の地味眼鏡少女なのですがとっても健気で良い子で、何より光輝くんと一緒にいる時が滅茶苦茶可愛い!慣れないお洒落に戸惑いながらも喜んだり、これまで言われたことのなかった沢山の全力本気の「可愛い」という褒め言葉に顔を真っ赤にしたりなど、彼女の描写全てが素敵でした!

素敵な友人達や頼れる大人のお姉さんや可愛い家族もいて、二人の世界を彩っていましたね。

 

【展開について】

光輝くんが雫さんの笑顔に一目惚れして、そしてあることがきっかけで雫さんに正体バレしてから二人の縁が繋がり。一方的な憧れと感謝の関係性から少しずつ変化していく過程、自己肯定感の低かった雫さんの成長と素敵な恋、自分よりも可愛い存在を見つけた光輝くんの推し活とも言えそうなプロデュースと無自覚な恋。それらがコメディチックに、そしてまだ淡いけれど確かなラブの気配も感じさせながら描かれていて夢中になって読み進められました!

あらすじ最後の一文に偽りなし!これは全力で推していきたい作品です!

 

【推しポイント】

可愛い×可愛いは最強!

主人公もヒロインも可愛くて、お互いが推しのような関係性がとても素敵でした!

 

【作品公式PV】

僕はこの動画を見て購入を決意しました。


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電子書籍版購入リンク】

bookwalker.jp

*1:BOOK☆WALKERより引用