あわむら先生の新作である、というだけの情報で購入を決定した判断は間違っていませんでした!とても面白かったです!
【概要】
GA文庫より2023年3月14日に発売。
作者はあわむら赤光先生
イラスト担当はミチハス先生
【あらすじ】
この異世界、ゲームよりおもしれー!!
神ゲー以上の体験が待つ、本物の『魔法世界』へ!
憧れの異世界を自由に満喫する、MMORPGライクファンタジー開幕!
道成寺九郎は覇権MMORPG『アローディア』にハマる少年。呪文を音声入力しないと魔法が発動しない謎仕様の不人気職〈魔術師〉に、逆にロマンを感じ、百種の呪文を自在に暗唱できるまでやり込んだトッププレイヤーである。
そんな彼が最難関クエストをソロ攻略した瞬間、異世界に召喚されて――!?
「最高の魔術師適性を持つ九郎様に、究極魔法を創造して頂きたいのです」
「なにそれカッコイイ!」
あのゲームは『呪文詠唱の達人<スペルキャスター>』を選別する神の試練だったのだ!!
さぁ、神ゲー以上の体験に満ちた本物の魔法世界へようこそ!
憧れの異世界を自由に満喫する、MMORPGライクファンタジー開幕!!*1
【キャラクターについて】
主人公、九郎はどれだけ他のプレイヤーにバカにされても〈魔術師〉としてのプレイを貫き遂には極めてしまった、純粋で純情で努力家な14歳の男の子。
最難関クエストをソロでクリアした彼を待っていた異世界では、ゲームで鍛えた詠唱技術でリアルな魔法を使い放題!そんな状況を全力で楽しみながら、からかい癖のあるお世話係のメイドさんや現地の人たちと交流する様子がとても楽しい空気感で気持ち良く描かれていて最高でした!そして、決めるときはしっかりキメる王道の格好良さもしっかり持ち合わせていて熱かったです。こういうザ・少年な感じもたまには良いものですね!
【展開について】
異世界に召喚されて、神様から世界救済を頼まれて、手に入れた力で無双していく。超王道展開ではあるんですけど、だからこそ良い!見たいものがしっかり見られて、キャラ魅力や細かい演出などで『ならでは』が丁寧に表現されていて、最初から最後まで夢中になって読み進められました!
【推しポイント】
詠唱で発動する魔法だからこそのロマン!とにかく見ていてワクワクします!
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