ラノベ感想&紹介便

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【今月新作が発売される日々綴郎先生のデビュー作紹介】青のアウトライン 天才の描く世界を凡人が塗りかえる方法

今回は2023年3月17日にびっくりなタイトルとても面白そうな作品を発売される、日日綴郞先生のデビュー作『青のアウトライン』を紹介していきます!

 

 

【概要】

2022年1月にファンタジア文庫より発売。

第34回ファンタジア大賞 橘公司賞受賞作品。

作者は日日綴郎先生

イラスト担当はむっしゅ先生

 

【あらすじ】

努力は才能を超えるのか――青春芸術エンタメ!

 

『見惚れる』『圧倒される』『中毒性がある』『心奪われる』

彼女の描いた絵を見た誰もが抱く感想の数々は、

画家を志す高校生の俺にとって、喉から手が出るほど欲しいものだった。

何を描かせても“天才”と称される、芸術少女・柏崎侑里。

「ただ顔を見に来ただけ。絵は、描きたいときにしか描かない」

一番近くて一番遠い場所にいる、俺の幼馴染だ。

ある日から絵を描かなくなった彼女の影を追い、俺は絵筆を振るい続ける。

「何度だって描いてやる。才能を言い訳に、諦めたりはしない」

侑里に再び絵を描かせ、俺の絵で彼女を見返す、その日まで。

これは、青春を絵筆に捧げた凡人が“天才”に挑む物語だ。

 

【魅力】

登場するメインのキャラクターは4人です。画家を志す凡人の少年。何を描かせても天才と称されるな破天荒少女。二人の幼馴染で星が好きな少女。主人公達が通う高校の先輩である大人気女子高生モデルの少女。そんな彼らの今そこにある青春の輝きがとても眩しい!

天才と凡人の壁、そして立場や境遇故に抱える苦悩に各々が立ち向かい乗り越えようとする姿が心に刺さり。

主人公が大切な人と交わした約束を果たすため、激励を受けて恋心と憧れを胸に道標へ向かって歩み絵を描き続ける生き様は熱くて格好良くて。

ヒロイン達の言葉から溢れる、様々な形の主人公へ向ける想いが美しくて尊い

沢山の『素敵』に満ちたこの名作を、もっともっと沢山の人に読んで欲しいです!

 

【こういう要素が好きな人には特におすすめ!】

幼馴染の絆

挫折と挑戦

天才と凡人

一途純愛

 

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【新作について】

タイトルは『あのね、じつは、はじめてなんだ。 ゆるそうでうぶな彼女との初体験まで、あと87日

周囲からは経験豊富と噂されながらも実は未経験な主人公とヒロインが、『初体験』を迎えるまでの物語らしいです。なかなかに特殊な設定で、今回はどんな青春が堪能できるのかとても楽しみですね!

特設サイトも公開かれていますので、興味のある方はぜひこちらを見てみてください!

fantasiabunko.jp